『法律』と『道徳』
最近、怪我や病気で入院される利用者の方が目立つように感じます。
外泊、入院時加算の日数が6日間から8日間にこの4月から変更となりましたね・・・
この記事は以前書いた物なのです。(お蔵入りになっていたものなのです)
今更自立支援法のことをとやかく言ってもせん無い事ですが、入所施設における日額制ってのは、やっぱりおかしいよな・・・全く持って不条理を感じずにはいられません。
6が8になって確かに加算してもらえる日数が増えるってことは、事業者側にとっては助かることですが・・・
しかしその代わりに入院日数が何ヶ月にも及べば、最悪の場合はその利用者さんと契約解除ってことになります。
確かにホテルや病院では日割りですが・・・
でもさ、システム的にどうにも成らないことなら、物理的にっていうか…もうちょっとどうにか成らないかな・・・?
遅っそいPCでもメモリ積んだらいろいろなソフトがサクサク動く様になって仕事が捗るじゃん!要はバランスの問題ってことです!!
施設入所されている方々をお客様同様に手厚いケアーを行いなさいっていうのは解りますけど、何年もここで暮らしている方々は皆、お客様なんてもんじゃなく、家族同然で暮らしています。皆さんにとって施設は家と言っても過言ではないと思うのです。
例えば損得のガイドラインになっているのが「法律」とします。どういう事かって言うと、誰かが”ずる”をして得をしようとした事を規制するのが法律。損をしようとしてずるをする人はいないですよね。
また善悪のガイドラインとなっているのが「道徳」とします。これは、正当防衛で誤って人を殺めてしまったとか、女ねずみ小僧と同じかな。女ねずみ小僧って悪い奴とか大金持ちから小判盗んで貧しい人たちに分け与えるっていう人だけれど、確かに人助けはしてるけど、やってる事はドロボウですからね(笑)
まーそういった意味です。
人は「得」では無く「徳」を得る為に生きているのだと思うのですよ。
何が言いたいのかっていうと
社会的なガイドラインと個人という心とが葛藤するのです。
せっかく長きにわたって闘病した結果、行き場所がなくる。家に帰っておいでよ!って言いたい私がいます。
なんとかこれを実現できる道を探せないものだろうか?
誰かなんとかできないのかな・・・
同様の案件が、うちの法人にもあります。
本当に個人の意識と法令遵守の板挟みです。
現実的な減収のこともありますが、
利用者さん自体は、その後のことはどうなるの?
今のところまだ結論は出ていない様なのですが、
社会的に入所施設の求められるものとすれば、
最後のセイフティーネットとしての機能だと思います。
それがお金(介護給付費)の問題から、
利用者さんの生活が立ち行かなくなるというのは、
法律の考え方が間違っていると思わざるを得ません。
Heart さん コメント有り難うございます
とても同感です。
先日、個人的にではありますが、この問題を含め福祉について部外の者と話す時間を持ちました。二分されます・・・
福祉六法にもある様に「福祉の理念」は確りとあるけれど、現代社会における「福祉の哲学」の様なものが少し角度を変えてきているのかな?とも感じました。
そうですよね?!
入所施設は彼らにとって暮らしの場であるのに、「サービスの場」ということで、施設側の判断基準に損得勘定を持ち込まざるを得ない制度というのは、どこか違うような気がします。
これでは、ご本人さんにとってもご家族にとっても、入所施設が最後のセーフティネットではなくなってしまいます・・・。
特に、障がいをもたれた方は高齢期に病気をしやすい傾向にあるので、「長期入院をすると帰るところがなくなる」というのでは、生きる道を絶たれかねないのではないかと危惧します。
知的障がい者の高齢期をどう支えるべきか
昨日は、午後1時半より、サンガーデン鞍手にて、毎月定例の「筑豊地区知的障害施設長会」が開催されました。
筑豊各地より、約30名の施設長さん方が参加されました。
その…
はせがわ さん コメント有難うございます
トラックバックも読ませて頂きました。
おっしゃる通りなのかなと思います。
わたし達はその中でバランスをとって行くしか今のところ無いのですかね・・・
しんどい ところですね。