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2007 年 6 月 のアーカイブ

久しぶりの横浜でした

2007 年 6 月 30 日 captain コメント 1 件

25日26日とパシフィコ横浜で開催された「全国知的障害関係施設長会議」に参加してきました。
帰って来てからバタバタとしていてUPが遅くなりました。

初日のプログラムは、『協会活動報告』、厚労省障害福祉課長による『行政説明』、それから『障害者自立支援法の今後の方向性』と題しての公開討論会でした。

協会報告では6・6の緊急集会時の署名人数の報告(群馬:20,343名)など、18年度の活動報告。
公開討論会議では、会長より今年の4月から立ち上がっている『自立支援法対策特別委員会』で話し合われている障害程度区分のロジックとなるAAIDDの導入の検討などがありました。

この特別対策委員会では、「自立」の定義の明確化と障害者へのサービスの視点を「介護」から「支援」へ変更すること等について提案していることや、厚生労働省内での検討状況の説明を求めたとしているが、「障害程度区分」の問題は自立支援法の制度の根幹に関わるため慎重な対応を取らざるを得ないとの回答であったこと、さらに当協会としては今後AAMR(AAIDD)等を検討し予備調査を実施じ障害程度区分認定調査の代替案を提出する予定である旨発言したこと等が報告された。

私もAAIDDの原文を読んでみました。
AAMR (the American Association on Mental Retardation) は、2007年1月に the American Association on Intellectual and Developmental Disabilities (AAIDD)へと変更されているので、正式にはAAIDDです。

項目については日本の程度区分判定のものよりは知的に関しての視点でカテゴリー分けされているように思いました。しかし基本的にアメリカ人の尺度で書かれているところなどもあり、そのあたりを日本独自のものに差し替える必要性もあるとしているようです。
またこの最新版AAIDDも評価軸にはタイムスタディ的な要素が随所に見られますので、その辺りの取扱いの是非の確認が今後必要とのこと。
今後は協会の動き等がわかり次第、このブログでも随時ご報告できるところはいたします。(大平台会からもメンバーが一人選ばれていますので・・・)

その他の内容は主に、三障害一元化や利用者負担金の問題や利用制限と利用期限、更には精神の方からも話がありましたが、報酬の日払い化などについての実態のお話など、状況報告的なことでした。
また介護保険との統合についても厚生労働省からははっきりとしたお話は無かったですが、やはりそこは変える気がなさそうですね。

自民党の木村議員が来てお話をしていかれました。本気で考えて頂いているようです。
ここが協会としても最後の望み的な感じに聞こえました。
是非、障害福祉のためにがんばって頂きたいと思います。

2日目は第1分科会<入所型施設の新体系移行への整備と課題>
に参加してきました。
午前中の話では報酬単価のことや人員配置のことなど、体系移行後の様々な実情や問題定義など、頭がくるくるしそうな話ばかりでしたね・・・

午後は、同じ問題でシンポジウムがありました。
授産施設の方がシンポジストとして参加されていました。奈良の方でサポートの編集も手掛けているようでした。
やはり体系移行にあたっての諸問題等をお話されていましたが、制度自体もそうだが社会が追いついていないことを強く言っておられたように思います。
私個人的には結構興味深いお話でしたね。見ているところが近いのかとも思ったです。

まー、群馬から新幹線で久しぶりの横浜、桜木町でした。
以前の仕事のときは横浜に住んでいたので、みなと未来近辺(当時は開発途中でした)や中華街はしょっちゅう遊びに行っていた所です。
駅も当時の東横線の駅とはかなり違っていましたね。
昔住んでいた事もありますが、やっぱ 横浜いいねー!
それにしても懐かしかったです。

想像することは・・・

2007 年 6 月 22 日 captain コメント 2 件

最近、考える事が多くて頭がパンクしそうです。ただでさえ左脳が骨折ぎみなのにいろんなことが頭の中をぐるぐる状態です。(仕事以外もですが)
考えるというよりも、いろいろやりたい事が断片的に頭の中に浮かんでくるのです。それがいろいろな形で繋がったり、行き詰まったりと頭の中が想像の大渋滞なのです。
こんな書き方をすると、どれだけ想像力豊かな奴だと勘違いをさせてしまいすが、ただ単に

『思い付きなために纏まらない?』

 『先走りで混乱?』 

   『単なる妄想か?!』

まー気を取り直してブログでもUPしてみました。

書類やいろいろな規約の有無など事務的なことを残すだけで第三者評価も大詰めにきています。
職員の皆さんへの調査シートや利用者さんへの聞き取り調査なども無事終わっています。どんな結果がでるか楽しみですね。
また、これについての評価結果はこのブログ?や法人HPに記する予定でいますのでそちらを覧ください。

話は変わりますが、
今日は午前中、『せっけん作り』の実習がありました。過去にも2度ほどボラの方達にきて頂き、作り方などいろいろ教えていただいています。
今回は、ボラの方達抜きの職員オンリーでおこなっていました。毎回10人前後が参加していましたし、さすがに女性はこういった類のことには興味を持っているようで、過去2回も今回も参加したほぼ全員が女性でしたね。
そんな中,今回は当直明けの男性職員もきていましたね!(お疲れ様でした)友貴園の園長も見学して行かれました。(^^)

過去2回もそうでしたが、参加された皆さんの食い付きが想像以上にあって、近い将来独自の「アレッポせっけん」でも作りそうな勢いでしたね(^^;)

という訳で、参加された皆さんが今回のプロジェクトをどのように捉えているのかちょっと調査を兼ねてチェックシートのアンケートを作ってみました。
アンケートは
・今回参加された動機は何ですか?(チェックシート形式){目的}とか
・せっけんについて求めるものは何ですか?(チェックシート形式){作り手、消費者双方のニーズを考える事}などこちらの知りたい事などを8項目に分けて作りました。

クリアーしていかなくてはならない問題定義も幾つか書かれていました。皆さん結構やる気ですね!

このアンケート形式をとった目的は多々あります。
もちろんデータの収集というところもありますが、係わる職員のみなさん一人ひとりの考え方の把握などもあります。
また、これを時々おこなうことで、目的の確認やそこへたどり着くための更なる発想・想像・反省などを再度認識できるツールとなるのではと思うからです。
それに紙媒体を使って自分の文字として残す事にも大きな意味があるのです。
何気ないアンケートのように見えますが、これを作るのに結構時間が掛かりました・・・(渋)

まー今回のせっけんについてもそうですが、作業やその他諸々についても、先々の展開を自分なりに「想像」しながら作っていると、いろいろなことが次から次へと出てくるし、繋がってくるような気がします。

今回は立ち上げ前なので、集まった方達には私の考える将来像なども含め少しシビアな言い方になったかとも思いますが、何気に想像して頂けたのではないかと思います。
しかし、あくまでも私の考えをお伝えしたまでです。

でもアンケート結果をみて感じました。
皆さんの今の熱意があれば、きっと、いいものになる予感がします。
焦らず、ゆっくりと自分達の「もの」にして行きましょう!!

Let’s Do It ! and Keep Doing It.

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保護者会 作業参観

2007 年 6 月 17 日 captain Comments off

今日は天気にも恵まれ、作業参観日和です!
朝から保護者の方たちも参加して頂き、普段利用者さん達が行っている作業を体験してしていただくという趣旨です。県内県外各方面からご参加頂きありがとうございます。
施設生活の一場面でも体験していただき、保護者の皆さん、利用者さんそして職員の方々がそれぞれに意見交換などを行えれば、それぞれに良い影響を与えることと思います。

この『作業』ですが、利用者さん達にとっては作業を行うという事は大きな事です。
就労意欲の促進や時間的制約における「我慢」、「責任」など社会性を養うということに於いてはもちろんのことですが、情緒の安定というメンタル的な部分でも非常に大きな役割を果たしています。
よく、日課と言いますが、一日の決まった流れ、ルーティンワークというのは入所施設においてはとっても大事です。
また、どうしても作業参加が可能でない方達においては、それぞれの方たちにあった形で、それぞれの人たちができることを行っています。

毎年、作業参観の時には併せて園内バザーも行っています。
今年から農耕班で作っている野菜も朝一の取れたて野菜として販売する事としました。
市場より安く、体にやさしい形で提供できればいいかな!!
保護者の方達の反応も上々でしたね!それに送迎に来ていたタクシーの運転手さんも買っていってくれたようです。
野菜は完売だそうです ^^;

何はともあれ、少しずつ社会との感覚を縮めていくためにも更にいろいろなことを取り入れて、チャレンジしてみる気持ちをみんなが持てれば、なにか面白い事になりそうな予感を感じます。

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I’ll Be Back. って言ってたか?(^^)

2007 年 6 月 8 日 captain Comments off

今日は、以前当施設を利用していた方が戻ってきました。

と言うのは、長期入院のため、一度契約解除となった方なのです。

群馬県においては入院時の負担を県が負担してくれるので、病院にいた方が経済的な面に於いての負担がかからないはずなのですが、本人と保護者の希望でcame backとなりました。

すんなり再入所を決定したわけではありません。再入所はしたけれど、再び入院となってしまっては、『法律』と『道徳』で書いたときと同じ事が起こってしまいます。病気の具合など今後施設での生活が可能なのかを検討するため、担当園の職員が病院へ会いに行ったときのこと

職員:「○○さん久しぶりだね?」
○○さん:「迎えがおせんだよ?!!」「待ってるから!」

報告を聞いた時、その場が想像できて思わず笑ってしまいましたが、正直なんとも言えない気持ちにもなりました。
とってもよい意味で、以前入所していた時も威張っていました(笑)
すごく「・・らしい」言い方なのです。

その職員といろいろ話を持ち、歩行が難しくなってしまったようで車椅子での生活となりそうだとの話も聞いた上で、
現場職員は受け入れられるのか?と尋ねると「現場はみんな受け入れ態勢です」と答えが返ってきたのです。

あとは、ここに書くまでもなく今日の運びとなりました。

とにかく、
おかえり !

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受刑中の知的障害者7割再犯

2007 年 6 月 7 日 captain コメント 1 件

先日の福祉新聞に、刑務所に入っている知的障害のある人、又は知的障害の疑いがある人410人についての実態調査の結果が載っていました。

この実態調査は法務省が厚生労働科学研究「罪を犯した障害者の地域生活支援に関する研究」に協力した形で2006年10月に行ったもので、全国15庁の刑務所を対象に受刑者2万7024人の内知的障害がある人、知的障害があると疑われる人410人(全て男性)についての経歴などを調べた結果としています。

法務省の調べでは410人のうち285人(70%)が再犯であり、前回の受刑から再犯までの期間は3ヶ月以内だった人が32%をしめています。

【主な犯罪】
・「窃盗」 43% (困窮・生活苦)
・「詐欺」 7%
・「放火」 6%
となっています。
事件を起こしたときに無職だった人は81%で中学卒業以上の学歴の人が86%、療育手帳を持っていた人は26人のみしかいなかった。

これらの刑務所における全体の平均入所回数は6.75回で、今回の受刑者を含め
・5回以上 54%
・2回以上 70%
に及んでいる。

前回の出所時に仮釈放だった人は20%、その後の行き先が明らかな人は57%で
・「親族のもと」  27%
・「更生保護施設」 11%
・「社会福祉施設」  1%

今回の調査は全ての刑務所を対象としたものではなく、サンプル調査のため全ての受刑施設にいる知的障害者全体を現したものではないとしているが、この結果をどう見るのか?

福祉的支援が不足しているため、社会に出ても生活の保障が不安定なため犯罪を犯し刑務所など受刑施設に行かざるをえない人たちがいるという事実問題。こういった問題は社会と係わっていく上では当然と言ってよい程起きてくる問題です。
空腹に陥り、お金がなくて頼る所もなければ人の本能はどうなりますか?
こういう言い方はないですが、まだ窃盗だからよいです。これがお金や食料のための殺人にまで及んでしまったらどうなってしまうのか?

こういった結果は個人的には驚く事ではありませんでしたが、そうも言っておられません。
それこそ、障害者の方達への人権問題にまで発展しかねません。
事態が更に悪化しないようにする為に、どうするのか?
このままいけば益々これから地域生活者は多くなるでしょう。私たち施設関係者だけではこれら拡散している人たち全てをカバーする事は人的にも経済的にも到底不足状態だと思うのです。
ただ、地域との連携がスムーズにとれている箇所もあるかとも思います、がしかし殆どの場所が厳しい状況だと推測されます。

厳しい表現にはなりますが、「期待値」的なものを抱くのも結構だが、現実を踏まえての我々従事者とそうではない人たちの障害者への認識度や理解度を肌で感じ、その上に立って地域相互理解と障害を持たれた方達の人権等をどのような方法で獲得していくのか。
卓上論よりは数百倍よいとは思うが、地域にいくつ作業所があるかとかGHがあるかとか、数の問題では無いのではとも感じてしまう。
もちろん反対している訳ではありませんが、なんと言うか「質?」の問題と言うか・・・なんだろな(すみません、いい言葉が見つからない)

従事者の納得のいく気持ちなのか?それとも利用者の納得のいく気持ちなのか?

これは入所一本で行ってきた地域進出には比較的後進施設だからこう感じるのか?
後出だからこそ、先行組の良いところを取り入れた独自の新しい方法が見つけられるということも十分にあると考えています。
まねや、完コピよりも、独自性を考えたいな・・・(もちろん Stand aloneではなく大きな枠組みの中でですよ!)

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